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弱虫ヴァンパイアブログ!ヨワブロ!!

創作の小説(プロット)、活動等を公開します!

七瀬一期誕生祭2017小説🌱

今日は、みんなのトーテムポール、七瀬一期(ななせ かずき)の誕生日です!おめでとう!!ドンドンパフパフ!!!!!

初のペンタブ絵〜✨

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そしてそして!お祝い小説を勢いで書きました٩(ˊᗜˋ*)و
もう全力でみかずき詰め込んだので、なかなかの少女漫画かもしれません(?)
それでも良い方はぜひ…!

 

⚠️アテンション⚠️

  • もちのろんフィクションです!
  • 誤字脱字は暇な人はぜひコメント、Twitterにて教えてください!(@yowapro/@riisa_motoyama)
  • 痛い小説に加え、クオリティが低い挿し絵があります!
  • 少々グロ、エロあります!てか吸血鬼の話なのでグロはあってあたり前田のクラッカーチョットナニイッテルカワカラナイ

 

🙋‍♂️キャラクター🙋
七瀬一期
今日誕生日の身長が高い花オタク。
熱血系突っ走るタイプ。

黒井美花(目線)
吸血鬼の一期の彼女。成績優秀の美少女で、生徒会副会長。おとなしい天然さん。

 

ヴーッヴーッ
「ん…んん……」
テーブルを揺らす携帯のバイブレーションにより、美花は目を覚ます。

f:id:Kinoko125:20170424194857j:image
…なんで美花、こんなところで寝てたんだろ?
手を伸ばし携帯を取り、画面を見た。
「…か…ず……?」
彼氏の一期からの電話だ。
迷わず電話に出る。
「もし…」
「美花おはよう!今日どうした?いっつもモーニングコールくれるのに…大丈夫か?」
「ごめん…なんか寝すぎてた……」
体を起こし、テーブルを見た。
ミシンに糸、針、布切りばさみに糸切りばさみ、布はシャツの形をしている。
あ…そうだ…今日は……。
「てか美花!朝、生徒会の集まりあるって言ってなかったっけ?もう7時過ぎてんぞ!」
「…!?」
美花は電話を切るのも忘れ、バタバタと朝の支度を始めた。
ほんと…なんでこんな日に寝坊……。まぁ、夜遅くまでプレゼント作ってたからだろうけど…。
美花は朝食も食べずに家を飛び出した。

 

4月24日。今日は一期の誕生日だ。

 

あろえ、ちょっとどいて…!」
作りかけのシャツの上にいる飼い猫のあろえをなんとか退けて、制服のまま作業に取り掛かる。
今は家に家族がいない。
家族と言っても美花が居候させてもらっている家の人たちだ。
同級生の日菜子は部活、彼女の弟は塾、両親は産婦人科の病院で、夜遅くまで働いている。
美花はひとりが嫌いなので、いくら邪魔して来るとしてもあろえを部屋から出すことは出来なかった。
あろえは窓の方で暇そうに寝そべった。

美花は大きなため息をついた。
…最悪。
美花は心の底から思った。
今日は特に生徒会の仕事が忙しくて、学校にいる時1度も一期に会えなかったのだ。
正直、お昼は時間があった。
『ごめんな!友達とお昼食うわ!』
そうメールが来た時どれだけガッカリしたか。
いや、むしろよかったのかもしれない。
なぜなら、まだプレゼントが出来ていないのだ。

美花は裁縫が得意なので、誰かの誕生日には必ずハンドメイドのプレゼントを贈っている。
しかも今回は彼氏へのプレゼントだ。
今まで以上に気合を入れて、クオリティが高いプレゼントを作っていた。
…が、スケジュール管理が上手くいかず、誕生日までに完成しなかった。しかも半分ぐらいしか出来ていない。

夕日が眩しい。もう6時半頃だろうか。
今、そんなことを考えている暇はない。
美花は必死で手を動かそうとした。
しかし、美花の意識はそこで途切れた───


口に血の味が広がる。
みるみるうちに力が湧いてくる。
舌を動かすと何か当たった。…指、だろうか。傷口を発見し、ひたすら舐める。
おいしい…鉄分たっぷりの健康な人に流れる血…。
やっぱり…この味は………
「か…ず……?」
「美花!」
目を覚ますと、美花は一期に支えられながら座っていた。
あぐらをかきながらこちらを見ている一期は、今にも泣きそうだ。
…おいしそう。
「ってちょっ!?」
我慢出来ない…もっと…飲みたい…!
美花は一期の手の傷口を能力を使って消すと、一期のシャツのボタンを外し、首筋に牙を立てた。

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「…っ!」
一期は顔をしかめて痛みを耐える。
美花は紅い目を見開きながら、ひたすら一期の血を吸う。
血が鎖骨の方へ垂れる。それを逃さず美花は器用に舐める。
血の味を存分に味わう。体がゾワゾワする。
「…美花…俺…そろそろ危ない…」
美花はハッとして、一期の首筋から口を離す。
「あ…」
すぐさま傷口を塞ぎ、倒れそうになる一期を支える。
一期の顔色か悪く、呼吸が荒い。気付かない間にたくさん血を吸ってしまったのだろう。
大切な彼氏を苦しめてしまった…。
「ごめん…かず…ごめん……」
泣きながら震える声で一期に謝る。
「大丈夫…死にはしねぇと思う…でも…ひとつだけいいかな…?」
「…!何?」
今、一期にやれることは全力でやろう…!
「膝枕…して…」
「え?」
簡単なことすぎて、真顔で反応してしまった。

 

「いくら細くても太ももは柔らけぇな」
「…」
美花の太ももに頭を乗せた一期がニヤニヤしながら言う。
タイツを履いた、フェチにはたまらない太ももを、一期はひたすら触る。そんな彼もタイツフェチだ。正直、にやけ方が気持ち悪い。
家にあった日菜子のものであろう貧血用のサプリメントを一期に飲ませると、体調は徐々に回復し、今に至る。
「かず、そういえばなんで…家にいたの……?」
よく思えばすごく疑問だ。
見知らぬ人ならば警察に通報すべきことだ。
「勝手に入ってごめんな。でも、あろえが来いって」
あろえ…」
あろえに目を向ける。
再び窓の方で暇そうに寝そべっているあろえは、何も気にせず淡々としている。
「実は美花に会いたくて家に行ったんだ。でもインターホン鳴らしても誰も出なくて。そしたらあろえが窓をカリカリしてたのが見えてな。それがなんか、助けを呼んでるように見えて、入ってみると美花が倒れてた、と」
「そうだったんだ…」
今日は高級猫缶をあげよう。
「なぁ美花」
「ん?」
「プレゼント、ゆっくりでいいからな」
「…!」
やっぱり気付かれてたか。
実際、机にあった布切りばさみで手を切り、血を飲ませたようだった。
はさみの質悪くなるけど、命の危機だったのもね。
自業自得だわ。
「でも…今回のプレゼント、めっちゃクオリティ高ぇな。やっぱ、俺が彼氏になったから?」
「そう…だから…どうしても当日に渡したかったの…」
一期を直視することが出来ず、そっぽを向く。
悔しい。もし完成していたら、この時間はふたり笑顔で…。
「そっか…。でも、気持ちがこもってたら少し遅れたってなんとも思わねぇよ。それだけ頑張ってるってことだし!」
一期は笑顔で美花を見る。美花も反射的に一期の方を向く。
一期の優しさが嬉しくて、再び涙が溢れる。
「かずぅううう…!」
「泣くな泣くな!俺の顔面涙まみれなるから!!」
一期は焦りながら美花の顔の涙を手で拭った。
部活や勉強、好きなことを全力でやってきた手。
そんな一期の手が、美花は大好きだった。

 

気付けば8時を回っていた。
心配をした一期の母親が車で迎えに来てくれ、美花は外まで見送っていた。
先程までの事情を説明し、謝ると、一期の母親はすんなりと許してくれた。
流石かずの母。優しいなぁ…。
もし将来この方が美花のお義母さんだったら美花は幸せ者だ…。
美花は微笑みながら思った。
一期が車のドアを開けると、ハッとしたかのようにこちらを向いた。
「なぁ美花、もうひとつお願いしていいか?」
「…何?」
「今日、まだ美花に言われてない言葉があるんだよなぁ…」
「…?……あっ!」

 

4月24日。今日は一期の誕生日だ。

 

背伸びをし、一期にそっとキスをする。
「かず、お誕生日おめでとう…!」

 

end🌱